恋愛における好き避けとは

好き避けって何のこと?

誰でも、人から避けられると辛く感じるものです。
なかには、嫌われることに抵抗がない方もいるようですが、そういったタイプはあまりいないでしょう。
とくに、好きな人から避けられてしまうと、傷つく気持ちは大きく長く悩むことも少なくありません。

好き避けとは、こういった一般的な理由によって避けられているのではなく、好きが故に距離を置きたくなり複雑な心理です。
好きな人から嫌われるのを避けるために、あえて距離を置くようにしたり、自分の好きだという気持ちを悟られないようになるべくそばにいないようにしたりするのが、好き避けをおこなう人の心理だと言われています。
好きな人に幻滅されたくないという強い気持ちが、こういった行動を引き起こします。

気持ちを伝えたほうが良い

とはいえ、好きな人や気になる人に対して、避けるような行動をしている自分に対して罪悪感を抱えることもあるでしょう。
本当は好きなのに、嫌われていると誤解された状態になれば、相手も傷つけてしまうことになりますし、自分も辛くなります。

本当に好きな人であるなら、勇気をもって気持ちを伝えてみることをおすすめします。
好き避けしながらモヤモヤした気持ちを抱え続けるくらいなら、ちゃんと相手に好きであることを伝えて、振られるなら振られてしまったほうが良い場合もあるのです。

もちろん、勇気が要ることでもありますし、場合によってはその後の生活に支障をきたす可能性もあります。
しかしながら、白黒はっきりさせたほうが良いこともあるので、よく考えて判断しましょう。

避けられていると思ったときは?

また、相手から避けられていると感じることもあるかもしれません。
この場合に考えられるのは、本当に嫌われていて避けられているケースと、好きが故に距離を置かれている場合です。
同じような行動を取られていても、理由が真逆なため、どちらなのか判断するのが難しいのが事実です。

一つだけ、どちらなのか判断できるポイントがあります。
避けられているのにもかかわらず、よく目がある場合は、好き避けである確率が高いです。
一緒に会食をする場面で、同じ大皿に箸を付けない、あなたが箸を付けた大皿の料理に箸を付けない場合は、嫌われている可能性もあるかもしれません。

人の心は複雑である

十人十色という言葉があるように、人それぞれ大きく異なっています。
そのため、みんなが自分と同じ考え方をしていると思って生活していると、悩むシーンが増えますし、必要以上に傷つくことが増えます。

とにもかくにも、あまり人に期待することなく、且つ自分の気持ちをしっかり持ちながら、恋愛でも人付き合いでもしていくことが大切です。

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