思いっきり泣いてみる

泣くことは悪いことではない

男は泣くものじゃないと言われて育った方も多いかもしれません。
それは、日本に長く続いている男性の美学によるものかもしれませんが、本当は泣くことには大きなメリットがあり、場合によっては積極的に泣いた方が良いとも言えます。
もちろん、人前で泣くのは避けたほうが良いですが、一人きりの空間であれば、遠慮せずに、思いっきり涙を流すほうが立ち直りが早くなります。

恋愛にも同じことが言えます。
告白して振られた場合も、長く付き合っていた相手から別れを告げられた場合も、思う存分泣きましょう。
実は、泣けるということは、ありがたいことでもあるのです。

泣きたくても泣けない

泣けないのは、現実を受け入れることができない場合が少なくありません。
まだ、現実に起こったことを認めたり許したりできないため、感情を開放することができずにいるのです。
この状態にいる時が一番辛いかもしれません。
心の中のモヤモヤを吐き出すこともできませんし、かといって何か改善策が見つかるというわけでもないため、苦しい状態が続いてしまいます。

もし、今目の前に起こっていることを認めてしまったら、どんな恐ろしいことが起こるのか分からない……
そんな恐怖が、涙を流すことにブレーキをかけているのです。
だから、思う存分泣けるということは、現実を受け入れられた証拠でもあり、ありがたいことだと言えるのです。

泣くことのメリットについて

失恋は、誰にとっても辛く苦しいことです。
なぜなら、好きな人から拒否されたということが、これまでの自分の生き方や、自分の存在そのものを否定されたと認識してしまいやすいからです。
もちろん、事実は違います。

あくまでも、一人に女性から好意を受け取れないと言われただけなのですが、恋愛という特別な感情はなかなかそう思わせてくれません。
泣くことは、多くのメリットをもたらします。

これは、実際に経験してみればわかりやすいのですが、自分が自分の本音を認めて受け入れた証拠もでもあり、これがができてしまえば、思いのほか気持ちが楽になります。
そして、痛みは伴えど、実はそこまで深刻なことが起こっているわけではないと、理解できるようになります。

泣くためのステップ

自分に無理をさせるのを止めて、自分が自分の気持ちをちゃんと見て聞いてあげてください。
可能であれば、誰かに話を聞いてもらうのも良いでしょう。
注意したいことは、無理やり気分転換しようとしないことです。
ただ、悲しい、辛いという気持ちを言葉で表してみてください。

聞いてくれる人がいない場合は、悲しいストーリーの映画などを観て涙を流す方法もあります。
きっかけは何でも良いので、涙が出る方法をいろいろ試してみてください。

失恋の立ち直り方